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働きやすい家事代行サービスの見分け方や会社の選び方
いま、話題の家事代行サービスをご存知でしょうか。
「家事代行サービス」というと、高齢者の家で家事をするという“介護”のイメージが強いかもしれませんが、最近では、共働きなどで忙しい中年層や家事の時間を趣味の時間に充てたいという若い世代など多くの年代層が利用しています。
家事代行サービスの市場規模は、2016年で879億円、前年比で103%の伸びとなっており、ニーズが拡大しているサービスのひとつなのです。(※株式会社矢野経済研究所「家事支援サービスの関する調査2017年」より)
この記事では、働く側の視点で“家事代行サービス”の事業所選びについてご説明しますので、これから「家事代行サービスで働いてみたい!」という人はぜひ参考にしてください。
家事代行サービスが働きやすい理由
「家事代行サービスの仕事って、他の仕事に比べて働きやすいの?」と不安がある人も多いのではないでしょうか?
この章では、家事代行サービスの“働きやすさ”について4つのポイントに分けてご紹介します。
空いた時間を有効利用できる
通常の勤務形態の場合、子育て中のお母さんや介護をしている方などは、なかなかフルで働くことが難しい状況です。
また、外食産業のようにシフト制の勤務は空いている時間を利用して働けますが、他のスタッフが出したシフトの希望とかぶることもあるので、必ずしも希望通りのシフトで働けるとは限りません。
家事代行サービスは、“毎週〇曜日の〇時から1時間”のように固定し依頼があるので、自分の空いた時間を使って、しかも毎週定期的に仕事をすることができます。
例えば、自分のお子さんを幼稚園に送り出した後から、家に帰ってくるまでの時間を仕事の時間として使ったり、「週5日の勤務では疲れるけど、週2日くらいなら大丈夫」といった自分の都合に合わせられるので、とても働きやすい仕事なのです。
また、大掃除のように1回だけという依頼もあるので、「〇月だけ働きたい」、「扶養の関係で、収入を調整したい」、「夏の旅行の前にガンガン稼いでおきたい」という働き方もできます。
家から直行直帰
家事代行サービスは、依頼者のご自宅で仕事をします。つまり職場は依頼者宅になるので、家から依頼者のお宅に行き、業務が終了したらそのまま家に帰ってくる“直行直帰”になります。
このため、依頼者のお宅が自宅から近いエリアであれば、往復の移動時間は少なくて済みます。
夏の暑い日、雨の日、冬の寒い日などは、移動時間が短いと非常に楽なので、時間的にも精神的にも働きやすい仕事といえます。
ただし、事業所によってはスタッフの管理や業務報告などで月に1回など定期的に事務所に行く必要がある場合もあります。
自分の能力を活かせる
家事代行サービスは、買い物、調理、掃除、洗濯など、普段自宅で行っている家事で、クーラーの清掃といった特別な技術や新しい技術ではなく、自分ができる家事を仕事として行うだけなので、今持っている能力を活かすことができます。
このため、初めてこの業界で働く人にとってハードルが高くないので、チャレンジしやすい仕事なのです。
資格がなくても大丈夫
「家事代行サービスって、ヘルパーの資格が必要では?」と思っている方もいると思います。
高齢者向けの公的サービスである介護保険事業でのヘルパーは、ヘルパーの資格がないと仕事ができませんが、民間サービスの家事代行サービスは、ヘルパー資格は必須ではありません。
ただし、ヘルパーの資格を持っていれば採用時や給与面での待遇で優遇されたり、自分自身の知識や技術が向上するので、働きながらステップアップのつもりでヘルパー資格を取るのも効率的でいいでしょう。
関連情報:家事代行スタッフとして働くために必要なスキルや応募資格
働きやすい家事代行サービスの見分け方・会社の選び方
「これから家事代行サービスで働いてみたい」と思い立ったものの、「どこの家事代行サービス事業所がいいの?」とお悩みの方に、これより働きやすい事業所選びのポイント4つのポイントをご紹介します。
サービス提供の種類、内容、対応可能エリアの確認
まずは、事業所のホームページやパンフレットなどを見て、その事業所がサービスとして行っている仕事の種類や内容を確認しましょう。
事業所が行っているサービスの種類や内容が家事だけでなく、高齢者の話し相手やペットの世話、旅行の付き添いなども行っている事業所もあり、そのサービス内容を仕事として行う可能性があります。
また、サービス提供時間が平日だけなのか、休日や祭日、早朝や夜間帯も対応しているのかどうかも確認しておきましょう。
その他にも、家事代行サービスの事業所にも、サービス提供が可能なエリアも確認しておきましょう。
多くのスタッフがいるような規模の大きい事業所は、サービス提供エリアが広いので、場合によっては仕事先となる依頼者宅が自宅から遠方になるケースがあります。
スタッフ向けの福利厚生の充実
最近では、離職対策の一貫として、スタッフ向けの福利厚生面に力を入れている事業所があります。スタッフ同士の懇親会や資格取得のための支援などをしてくれる事業所もあります。
また、イオングループの「カジタク」は資格取得のためのサポート体制や正職員の登用制度があったり、ニチイでは、子ども手当や保育所手当があるなど、給与以外の補助制度が整っている事業もあります。
関連情報:家事代行スタッフの待遇や福利厚生は?
研修制度の有無
仕事をするうえで大事な要素であるのが、事業所独自の研修制度の有無です。スタッフの技術や接遇の向上のために事業所独自の研修を行っている事業所があります。
家事代行サービスは、基本的に1人で仕事をするので、仕事先で不安な事や分からないこともあります。
そのため、事業所が行う研修はスタッフにとって非常にありがたいものですが、研修の受講に際して、給与が支払われるのか、無給なのか、そもそも研修制度がないのかについて、事業所に確認しておいた方がいいでしょう。
仕事中に起きた破損の補償
家事代行サービスの事業所が、仕事に関する損害保険に加入しているかどうかも確認しましょう。
依頼者の家で掃除中などに、誤って置物やコップを破損してしまった場合に、事業所が加入している損害保険で補償するのか、それともスタッフの自己責任として対応するのか、とても重要な要素です。
スタッフを守るという点から、損害保険に加入している事業所を選ぶ方をお勧めします。
最後に
家事代行サービスの市場規模は、前年比で103%の伸びとなっており、ニーズが拡大しているサービスのひとつなのです。(※株式会社矢野経済研究所「家事支援サービスの関する調査2017年」より)。
これは、家事代行サービスのニーズの人気が出てきているということです。
つまり、依頼が多いので仕事ならいくらでもあるという状況なので、頑張れば頑張るほど稼げます。
また、ニーズの高まりにより、家事代行サービスの事業所も多種多様であり、全産業的な問題でもある人手不足により、あなたは自分の働き方に合った事業所を選べる状況です。
家事代行サービスは、ヘルパーの資格がなくても、自分が持っている家事能力を活かし、空いた時間を有効に活用でき、働き場所となる依頼者宅へ直行直帰なので移動が楽で、仕事がたくさんあるので頑張れば頑張るほど収入が増えるとても働きやすい仕事です。
自分の限られた時間の中で働きたい方は、家事代行サービスの仕事を検討してみてはいかがでしょうか?