家事代行の仕事は男性でも応募できるか調べてみた
家事代行のスタッフといえば、主婦が中心というイメージですね。家事経験を活かせる仕事なので、当然といえば当然です。
しかし、最近では家事が得意な男性も増え「主夫」という呼び方も認知されてきました。家事を依頼する側が、男性スタッフを歓迎するケースもあります。
そこで今回は、男性でも応募できる家事代行サービスについて調べてみました。
家事代行スタッフは男性も応募できる?
現状では、家事代行スタッフのほとんどが女性です。しかし、男性だから応募できない、ということではありません。
家事代行スタッフは登録制なので、自分の働ける時間にマッチする仕事を紹介してもらう形になります。
したがって、登録だけなら誰でも可能なのです。問題は、登録したからといって仕事の依頼があるとは限らないという点です。
男性スタッフを積極的に採用し、力仕事やオフィス清掃などの依頼に対応している会社もありますので、そうした会社を探して応募すると仕事を受けやすくなります。
実際、家事代行を依頼したい人と請け負う人を繋ぐタスカジというサービスでは、男性のハウスキーパーも多く登録されており、利用者は依頼する際に性別を「男性」に絞って検索できるようになっています。
男性の登録者も多くの評価を獲得しているケースもあるので、男性でも家事代行サービスとして十分に活躍できることがわかります。
関連情報:タスカジは男性でも活躍できる!副業としても最適な家事代行サービスという仕事と働き方
家事代行では男性が重宝される仕事もたくさんある
一般的に家事代行を依頼するのは仕事や育児に忙しい女性の方ですから、不在時ならともかく、在宅時に男性スタッフに来られると困ることが多いものです。
しかし、男性の一人暮らしや高齢者世帯では逆に男性スタッフが喜ばれることもあります。
また、掃除や料理以外にもさまざまな依頼がありますので、女性には難しい作業があると男性スタッフの出番となります。
たとえば大型犬の散歩、引っ越しや模様替えのお手伝い、大きな家具や電化製品の移動などの力仕事、電球交換やケーブル配線といった男性が得意な家事、夜間の送迎などがあります。
男性スタッフが活躍できる家事代行サービス
それでは具体的に男性スタッフの活躍の場が多い、家事代行サービスをご紹介します。
タスカジ
タスカジは、最高時給が2,100円という非常に魅力的な条件で働くことも可能な家事代行サービスのマッチングサービス。
“タスカジさんを探す”コーナーを見ると、男性も多数登録しているのがわかります。
人によっては男性でも500件以上の評価をされているケースも見られたので、性別関係なく仕事を請け負って働くことができそうです。
タスカジでは掃除、整理収納、料理、作り置き、買い物、洗濯、ペットケア(室内)、チャイルドケア(保護者同席)の項目から選んで対応可能なタスカジさんに依頼することができるのですが、男性のタスカジさんでも掃除や料理、作り置きから草むしりまで幅広く活躍しています。
公式サイト:タスカジ
CaSy(カジー)
東京都や神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、兵庫県、京都府などのエリアで家事代行サービスを展開するCaSy(カジー)ですが、公式の求人サイトには男性の応募に関する情報についての記載はありませんが、応募フォームの性別には女性と男性が選択できるようになっているので、応募は可能となっています。
時給は1,450円と高く、昇給制度により昇給も可能。週1回2時間から働くことができるので空いた時間に働きやすく非常にオススメ。
公式サイト:私の得意を仕事にする。家事代行時給1450円から
家ゴトコンシェルジュ
パソナライフケアの家事代行サービス「家ゴトコンシェルジュ」ではお客様のご自宅に訪問して、掃除や片付け、料理、買い物などを代行する家事代行スタッフを募集しています。
勤務地は東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県エリア、大阪府、兵庫県、京都エリア中心となっています。
管理人がお問い合わせしたところ、男性でも登録可能とのことでしたので、問題なく働くことができます。
ただし、男性の場合は「仕事は少なくなる可能性がある」とのことでした。
エントリーは公式サイトのスタッフ募集ページから応募可能。応募フォームには性別を選択する項目があるので、「男性」にチェックを入れて応募しましょう。
公式サイト:家ゴトコンシェルジュのスタッフ募集ページ
ベアーズ
ベアーズは北海道、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、福岡県など幅広いエリアで家事代行サービスを展開しています。
エントリーフォームには男性も選択可能となっているため、男性でも応募可能。
男手が必要な家庭の力仕事をお任せできる「マッスルベアーズ」というメニューもあるので、男性でも活躍できます。
家事代行以外にハウスクリーニングやオフィスビル清掃も行なっているので、男性が活躍しやすい環境です。
公式サイト:ベアーズ
イエキーピング
ワンルームや1LDKのお部屋の簡易清掃がメインです。お客様が不在の時間に決まった家事をするだけなので、あまり家事経験のない男性でもすぐに仕事を覚えられます。
イエキーピングは東京23区エリアでサービスを提供しています。
公式サイト:イエキーピング
MYエプロン
求人サイトに男性スタッフの写真とコメントがあり、実際に家具の移動や組立、引越し補助などで活躍している様子がわかります。
MYエプロンは東京、神奈川、千葉、埼玉エリアでサービスを提供している家事代行サービスなので、働く際もこれらのエリアとなります。
公式サイト:MYエプロン
キャットハンド
オフィスや民泊の清掃も請け負っているため、男性スタッフが多く在籍しています。
東京、神奈川、千葉、埼玉エリアで家事代行スタッフを募集しており、時給は時給1,200円~1,500円以上(昇給随時)で交通費は最寄駅から全額支給。
公式サイト:キャットハンドの求人情報
男性が家事代行に応募する際の注意点
このように、男性でも家事代行スタッフとして働くことは全く問題ありません。
ただ、圧倒的に女性が多い職場ということを考えると、いくつか注意するべきこともあります。
事前に確認をしよう
応募資格に記載がなくても、実際には女性しか採用していない会社もまだまだあります。
なるべく上記のように明らかに男性がいるとわかる会社を探し、わからない場合は事前に問い合わせておきましょう。
研修を乗り切ろう
家事代行サービスでは必ず事前研修があり、一定の基準に達してから実際の仕事を任されるようになります。
このため家事経験がなくてもスタッフになれるのですが、研修に行くと周りは女性ばかりで、講師も女性であることがほとんどです。
周りに馴染めずモチベーションが下がってしまうこともあるので、ある程度覚悟を決めてから応募しましょう。研修を終えれば、仕事は基本的に1人で行くことになるので大丈夫です。
まとめ
女性の独壇場のように思われている家事代行サービスの仕事ですが、男性ならではの仕事もたくさんあります。
共働きや高齢者の増加で需要が急増している家事代行は、空いた時間を有効に使えるので大学生のアルバイトや、会社員の副業としてもおすすめです。
ついでに家事スキルも習得できて、将来的にも役に立ちそうですね。