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家事代行の「ベビーシッター」サービスはどんなもの?気になる料金やサービス内容を徹底調査
2024/04/03
海外では珍しくないベビーシッターサービスですが、日本ではこれまであまり利用されていませんでした。
ベビーシッターを利用するのは安全面で不安があったり、世間体が気になるなど、ためらいを感じてしまう方が多かったからですが、共働きのご家庭が増え核家族化で気軽に育児をお願いできるような近所付き合いも減っている今、注目のサービスとなっています。
特に最近では家事代行サービス会社が手がけるベビーシッターサービスが人気です。
安全で質の高いベビーシッターを自分で探すとなるとかなりの労力がかかりますが、家事代行と同じようにインターネットで気軽に依頼でき、きちんとした研修を積んだスタッフが来てくれるので、安心して大切な子供を預けることができます。
今回はそんな家事代行のベビーシッターサービスについて、利用料金の相場や具体的なサービス内容など、詳しくご説明いたします。
現代版ベビーシッターの必要性
ベビーシッターとは、母親に代わって赤ちゃんや子供のお世話をする人のことです。
日本でも昔、身分の高い女性は乳母に育児を任せていましたし、庶民でも母親が子供の世話をできない時には近所のお母さん達が交代で面倒を見てくれたりしていました。
また、昔は祖父母や親戚も近くにいることが多いので、お母さん1人に育児の負担がのしかかってしまうことは少なかったようです。
ところが現代では近所付き合いが希薄なうえに「育児は母親がするもの」という固定観念が根付いているせいもあり、他の人に子供の世話をお願いするのが難しくなっています。祖父母が近くにいるならともかく、そうでない場合はいざという時に頼る人もいない状態で、育児と家事と仕事に追われて疲れ切ってしまうお母さんがたくさんいます。
少しの時間子供を預けてリフレッシュしたり、残業のある日だけでも保育園のお迎えを誰かに代わってもらったりできれば、体力的にも精神的にもずいぶん楽になれるはず。
今はそんなちょっとしたニーズに応えてくれるような、ベビーシッターサービスが求められています。
家事代行のベビーシッターサービスの活用例
家事代行のベビーシッターサービスは、定期的な利用はもちろん、急用などで一回だけ利用するということもできます。利用シーンは以下のように様々です。
- 保育園にお迎えに行ってもらい、帰宅後は子どもの相手をしてもらう。その間にお母さんは家事やお仕事に集中。
- 兄弟姉妹の用事で外出するので、下の子と一緒にお留守番してもらう
- たまには子どもを預けて夫婦2人で食事や映画を楽しむ
- 家の掃除や模様替えの間、お散歩に連れて行ってもらう
他にも、引っ越しや冠婚葬祭など子どもを誰かにみてもらいたい時というのは意外と多いものです。
ベビーシッターを利用してまで夫婦で食事に行くなんて、子どもが可哀相…などと考える方もいるかもしれませんが、お母さんが忙しくて心に余裕がなく、イライラしてしまう状況が続けば子どもにとっても悪影響です。
子どもの接し方に慣れたシッターさんと楽しく過ごせれば子どもも寂しくはないですし、お母さんもリフレッシュしてまた頑張ろうと前向きになれますよ。
家事代行のベビーシッターサービスの安全性について
ところで、子どもを預ける時に一番気になるのは安全面ですよね。
何か起こってからでは遅いので、ベビーシッターを依頼する時は安全面で信頼のおける家事代行業者を探しましょう。
ベビーシッターサービスを提供している家事代行会社では、スタッフの研修を念入りに行い、シッター中にできることとできないことなどをきちんと定めています。
例えば、
- 家事はお子様と一緒にできる簡単なものだけ行う
- 食事は事前に親が用意したものを温め直す程度(ベビーシッターは料理しない)
- 送迎や散歩は、徒歩か公共交通機関を使う
- 投薬や病児保育、急な発熱や怪我の対応についての約束事がある
- プライバシー管理を徹底する
など、シッター中に子どもから目を離すことがないように、また事故などに極力合わないようにと厳格に決められています。
もしフリーのベビーシッターや隣人などにお願いする場合、こうした決め事を個人間で確認するのは難しいですし、責任の所在も曖昧になりがちです。
ベビーシッターを頼むときは、研修や約束事が整っている家事代行業者に依頼する方が、安心して預けることができますね。
家事代行のベビーシッターサービスの内容
家事代行のベビーシッターサービスに頼めることは、送迎や遊びの相手以外にもお散歩やシャワー(対象年齢以上)、宿題の見守り、工作、一緒に洗濯物を畳んだり洗い物をする、食事を温めなおして食べさせるなど多岐に渡ります。
安全性を重視した上でできる限りのことはお願いできるので、お子さんもただ一緒に留守番するだけでなく、充実した時間を過ごすことができますね。お母さんが知らないうちに、お手伝いが上手になっているなんてこともあるかもしれません。
サービスによって異なりますが、一部の家事代行サービスでは定期的に利用する場合はいつも同じスタッフをお願いすることができます。
これなら人見知りしがちなお子さんも安心ですし、お母さんにとっても毎回子どもの性格などを説明しなくてすみます。シッターさんが来てくれるのをお子さんが楽しみにしてくれるようになれば、言うことなしですね。
もう1つ重要なのが、急な予約や変更・キャンセルに臨機応変に対応できるかどうかです。できるだけ前日まで予約を受け付けてくれたり、急なキャンセルでもキャンセル料がかからないような業者だととても助かりますよ。
ベビーシッターサービスの費用と相場
家事代行サービスのベビーシッターの料金は、平均すると平日1時間あたり3,000円前後です。
例えば1日3時間利用すると、1回あたり9,000円+交通費となります。
会社によっては入会金や年会費が別途かかることがあります。また、夜間や土日祝日だと割増になることが多いです。
主な家事代行会社によるベビーシッターサービスの料金は以下の通りです。
(平日昼間、子ども1人の場合、全て税抜)
ベアーズ
初回限定プラン(3時間)・・・9,000円+交通費900円
デラックスプラン月2回以上(1回3時間)・・・3,300円/時+交通費900円
※鍵預かり:月380円/ 消耗品補償(オプション):月280円
スポットプラン(1回3時間の場合)・・・12,000円+交通費900円
エクスプレスチケット(1回3時間の場合)・・・13,500円+交通費900円
※当日14時まで受付
まとめ
現状、日本ではベビーシッターサービスはまだまだ普及しているとは言えませんが、利用者は年々増えています。
育児や家事の負担があまりにも大きいと感じているなら、一度利用してみてはいかがでしょうか。上手に活用すれば心や時間に余裕ができ、より良い親子の関係を築いていけそうですね。
家事代行業者は沢山ありますが、ベビーシッターサービスを提供している業者は多くはありません。また、サービス内容や料金なども業者によって異なりますので、しっかりと確認するようにしましょう。
ベビーシッターサービスではなく、産前・産後のお母さんをサポートするプランを提供する家事代行サービスもありますので、各ご家庭の状況や用途によって最適な家事代行サービスを選びましょう。
※実際の情報とは異なる場合がありますので、詳細は各WEBサイトをご覧ください。
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